農業簿記記帳代行について
6月23日の青色申告会総会のあと、県中央会農業経営支援センターから担当者が来て、
農家の税申告代行業務の説明がありました。
これは、JAが「農家の税務申告を全面的に代行する」そうです。
現在300戸の農家が参加しています。
会計記帳代行とは
1.青色申告書作成(複式簿記で65万円の青色申告特別控除をする)
2.所得税確定申告書作成
3.消費税申告書作成
4.専従者、雇人の源泉税、年末調整の計算
5.経営分析書の作成
実施効果として
1.税の申告事務の負担が軽減されます。
2.65万円の青色申告特別控除の適用により、所得税、
住民税、国民健康保険税の節税が図れます。
3.新たな税制改正などにも、速やかに、正確に対応できます。
4.経営分析書によって全体とか同じ経営との比較で、客観的に
自己の経営を見直すことができます。
参加者の負担
1.年会費3万円(21年度)
2.現金出納帳の提出(毎月提出します)
3.面談への出席(源泉税の事務時・6月、年末調整・12月、決算時・2月)
4.記帳会への参加(随時・任意)
事前に用意するもの
前年度の申告書類一式
1.青色決算書
2.所得税確定申告書
3.消費税確定申告書(過去2年分)
4.専従者・雇人等の源泉徴収簿
記帳代行を始めるにあたっての確認事項
1.現金出納帳、JA以外の預金出納帳は毎月提出する。
この提出が数カ月遅れて記帳が集中し、全体の記帳代行業務に
支障をきたすと判断された時は、記帳代行から外す場合があります。
2.仮決算(10月末基準で11月に)、決算時(2月)には自分の内容を
十分確認すること。
もし追徴課税や延滞税が発生した時は自己負担となる。
3.年会費3万円から支払わている税理士報酬は、申告書作成のみの
報酬なので、税務調査の対応までは含まれません。
税務調査で税理士に対応を依頼した時は、その費用は自己負担となります。
4.「参加者の負担」のところの 3.の面談への出席は、各自約1時間から
2時間程度です。
5.農業簿記記帳代行事務依頼書(申込書です)には住所・氏名・電話番号などの他、
JAの農業利用貯金口座名や番号も記入します。
家計を同一にする家族の農業利用貯金口座も同様に記入する。
記帳の実際は
1.JA口座での取引は報告の必要はない。
2.現金出納帳では、 農業用の現金が関わるすべての取引を記入します。
JAの口座からの引き落としは記入の必要はありませんが、JAと現金で取引した時は記入する。
3.JA以外の預金出納帳は農業関係の取引を記入します。2つの銀行と取引がある時は2通書く。
4.原則として、代金が決済された月に報告する。12月31日をまたぐ時は売掛金、買掛金、
未収金、未払金で報告する。
5.税込みで報告記入する。
農業簿記記帳代行事務依頼書
青色申告会員には7月3日(金)午後4時からJA土浦中央支店会議室でこの説明会が開催されます。
狩野
6月23日の青色申告会総会のあと、県中央会農業経営支援センターから担当者が来て、
農家の税申告代行業務の説明がありました。
これは、JAが「農家の税務申告を全面的に代行する」そうです。
現在300戸の農家が参加しています。
会計記帳代行とは
1.青色申告書作成(複式簿記で65万円の青色申告特別控除をする)
2.所得税確定申告書作成
3.消費税申告書作成
4.専従者、雇人の源泉税、年末調整の計算
5.経営分析書の作成
実施効果として
1.税の申告事務の負担が軽減されます。
2.65万円の青色申告特別控除の適用により、所得税、
住民税、国民健康保険税の節税が図れます。
3.新たな税制改正などにも、速やかに、正確に対応できます。
4.経営分析書によって全体とか同じ経営との比較で、客観的に
自己の経営を見直すことができます。
参加者の負担
1.年会費3万円(21年度)
2.現金出納帳の提出(毎月提出します)
3.面談への出席(源泉税の事務時・6月、年末調整・12月、決算時・2月)
4.記帳会への参加(随時・任意)
事前に用意するもの
前年度の申告書類一式
1.青色決算書
2.所得税確定申告書
3.消費税確定申告書(過去2年分)
4.専従者・雇人等の源泉徴収簿
記帳代行を始めるにあたっての確認事項
1.現金出納帳、JA以外の預金出納帳は毎月提出する。
この提出が数カ月遅れて記帳が集中し、全体の記帳代行業務に
支障をきたすと判断された時は、記帳代行から外す場合があります。
2.仮決算(10月末基準で11月に)、決算時(2月)には自分の内容を
十分確認すること。
もし追徴課税や延滞税が発生した時は自己負担となる。
3.年会費3万円から支払わている税理士報酬は、申告書作成のみの
報酬なので、税務調査の対応までは含まれません。
税務調査で税理士に対応を依頼した時は、その費用は自己負担となります。
4.「参加者の負担」のところの 3.の面談への出席は、各自約1時間から
2時間程度です。
5.農業簿記記帳代行事務依頼書(申込書です)には住所・氏名・電話番号などの他、
JAの農業利用貯金口座名や番号も記入します。
家計を同一にする家族の農業利用貯金口座も同様に記入する。
記帳の実際は
1.JA口座での取引は報告の必要はない。
2.現金出納帳では、 農業用の現金が関わるすべての取引を記入します。
JAの口座からの引き落としは記入の必要はありませんが、JAと現金で取引した時は記入する。
3.JA以外の預金出納帳は農業関係の取引を記入します。2つの銀行と取引がある時は2通書く。
4.原則として、代金が決済された月に報告する。12月31日をまたぐ時は売掛金、買掛金、
未収金、未払金で報告する。
5.税込みで報告記入する。
農業簿記記帳代行事務依頼書
青色申告会員には7月3日(金)午後4時からJA土浦中央支店会議室でこの説明会が開催されます。
狩野