pcフォーラムを発行しました。会員の方には届いていることと存じます。

今年の梅雨は空梅雨で雨も少なく乾燥してるので雨がほしいですね。
北京オリンピックがまもなく開催されます。北京の大気汚染の話を聞くと、その中をマラソンで42.195kmを走るのは大変なことのようです。しかしながら、日本選手陣の活躍を期待しましょう。
 今月の予定は、最終火曜日の26日に恒例のバーベキュー大会を行いますので普段なかなか顔を見せられない会員の方もぜひ都合をつけてご参加ください。


<今月の特集>
地球温暖化
今回はパソコンを離れて地球温暖化について考えてみます。
地球温暖化とは、地球表面の大気や海水の平均温度が長期的に見て上昇している現象である。
温度上昇は自然的な現象と、人為的に引き起こされたものとがある。自然的な現象では記録の豊富なヨーロッパで見ることができる。10世紀から14世紀まで温暖な気候が続いたがその後、19世紀までアルプスの氷河の拡大や河川・運河の凍結など、寒冷な気候が続いた。19世紀以後平均気温は上昇してきている。その原因が、「人為的」に引き起こされものである。世界的研究機関である国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が2007年2月に発表したデータによると、産業革命以来、化石燃料の使用による温室効果ガスの増加で、今から90年後の2100年には平均気温が6.4度、海水面は約60cm上昇すると警告している。今から90年も先かと思うかもしれませんが、すでに悪影響は出ていて温暖化防止の対策はすぐに始まらないと手遅れになるという。
温室効果ガス(GreenHouse Gas、グリーンハウス・ガス、 GHG)とは、大気圏にあって、地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより温室効果(暖かくなる)をもたらす気体の総称である。その代表的なものとして、二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、ハイドロフルオロカーボン類、パーフルオロカーボン類、六フッ化硫黄など。二酸化炭素は、気体は炭酸ガス、液体は炭酸水、固体はドライアイスと呼ばれる。現在大気中には0.037%あるが南極やグリーンランドの古い氷の分析から、産業革命以前は0.028%であったと推定されている。メタン(和名・沼気 しょうき)は二酸化炭素の20倍の温室効果があるとされる。天然ガスの主成分で自然界に広く存在している。とくに古い沼地で発生していることが多いので、和名・沼気(しょうき)の語源になった。現在大気中に0.00022%含まれる。これらのガスは、大気中では約100年間にわたって影響を与え続けるとされ、過去1300年の状態より現在のほうが急カーブで増加している。
地球温暖化は地球上の気温、海水温を変化させ、洪水、干ばつ、猛暑や海水面の上昇、台風、ハリケーンの強大化などの激しい異常気象を引き起こすという。これらの原因で農業、漁業に大きく影響し、食糧問題の深刻化や生態系の崩壊で絶滅種が増えると予想されている。また真水資源の枯渇も指摘されている。
これを抑制するため、1997年12月「京都議定書」が議決されて現在世界81カ国が参加している。内容は、1990年を基準にして、二酸化炭素やメタンなど6種類の温室効果ガスを2012年までに削減するようペナルティー付きで目標削減率を定めた。方法として①自国で温室効果ガスそのものを削減する。②発展途上国への援助で削減した分を自国の削減分とする。③ほかの国の削減した分を自国の分として分けてもらう(つまり購入する)。④新しく植林することで排出量削減として換算する。しかし90年以降に都市化、農地化した分は排出量増加として算入される。
日本では1990年を基準として-6%を削減することになった。しかし2005年の集計では+7.1%となっており削減の約束期間である2008年から2012年までの5年間に削減目標の分と増加してしまった分の13%以上の削減をすることになる。できなかった時は、超過した排出量を 3割増にした上で次期削減義務値に上乗せされ、また排出量取引において国家間の排出枠を売却できなくなる(これではさらに達成が難しくなる)。はたしてできるのか、-6%は厳しすぎるとの意見もあるが、二酸化炭素の排出量では世界第4位で5.2%(1位アメリカ24.4%、2位中国12.1%、3位ロシア6.2%、5位インド4.7%)、一人あたりの排出量では世界第7位の9.4トン(1位アメリカ19.8トン、2位オーストラリア18.0トン、3位カナダ14.2トン、4位ロシア、5位ドイツ、6位イギリス、8位韓国までは9トン台、9位中国2.2トン)で世界的に見ても高い水準であり削減できるはずだという。
快適な生活や生産活動の維持も化石燃料の大量消費という事実も見なければならない。7月初めの北海道洞爺湖サミットでも主要な議題になったように、いま地球温暖化は世界的重要問題となった。
最後にこの地区の平均温度を、パソコン研究会のホームページより引き出して整理してみました。百葉箱を使った正式な温度データではなく、あくまで参考データですが、ここ13年の平均気温は前半後半に分けてみると0.15度上昇しています。


年 95年 96年 97年 98年 99年 00年 01年
年平均 14.53 14.00 15.07 14.90 15.47 15.09 14.76
平均             14.83

年 02年 03年 04年 05年 06年 07年
年平均 14.95 14.34 15.40 14.53 14.94 15.66
平均           14.98